小浅間山 峰の茶屋コースマップ 小浅間山 HomePage→ |
峰の茶屋コース "小" が付くだけで雄大な浅間山も何故か親しみを持ってしまう。国際避暑地軽井沢も峰ノ茶屋付近まで来 れば車の数もぐっと減り、そのほとんどが峰ノ茶屋を通過点として鬼押し出し方面や白糸の滝方面に向って しまい、小浅間山登山口の駐車場は結構空いている。 野鳥の宝庫軽井沢は、ここも含めても良さそうなほど小鳥の囀りが賑やかに聴こえる。東大火山観測所の 横を通り、潅木林の平坦な道が続く。もちろん足元は火山砂礫、シャリッ、シャリッ音がとても心地よい。 冬は雪は少ないが極寒の地、芽吹きは他の低山に比べてかなり遅く、春まだ浅い季節の落葉樹林は小鳥を見 つけるに都合が良い。 小浅間山の西山麓を巻き、白樺も目立ち始めてくるとほどなく左手に火山警報塔が見えてくる。緩やかだ った道程も、いつの間にか登山口から150m上がった1550m地点の「馬返し」分岐地に辿り着く。直進が、馬さ えこれ以上進めないほどの急登が続く浅間山へのルートで、小浅間山は分岐大石を右折する。ここで小休止 して砂礫地歩きの準備をしよう。 今までは勾配のない砂礫道で歩き易かったが、勾配のきつい砂礫地はステップの踏ん張りが利かず馴れな いと難儀するかも知れない。稜線鞍部に出たら直進せず、右折して岩塊が積み重なる西峰に向おう。岩塊の 上に立って見る浅間山はあまりにも大きく、広角レンズに収まらないほどの迫力で覆いかぶさってくる。小 浅間山山頂へは先の鞍部まで戻り砂礫地に付けられた踏み跡を頼りに辿る。登りきったところは草木さえ生 えていない広い火山礫地。三等三角点石柱はここから北へ100mほど先の藪の中に埋もれている。 |
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