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木曽の名峰は登山客のいない秘峰… 菖蒲平コース

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糸瀬山の最高ポイントでもある青ナギからの眺望
登山口〜山頂までのコースガイド写真
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1.菖蒲平登山口出発 7:45
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2.尾根出会いの松原ヨコテ
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1120m尾根ピークから恵那山を展望(中央奥)
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4.胸突き八丁は短い急登
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5.主稜線取り付きの丸屋ノ鳥屋 8:50
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6.まむし坂が終わると空洞ミズナラ巨木が
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7.中央アルプスを見ながら青ナギで休憩 10:20
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8.山頂奥にあるノロシ岩 11:15<
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9.岩頭に登る、下の写真の眺望が
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ノロシ岩岩頭から乗鞍岳と穂高連峰を展望(T橋さん撮影)

■所要時間:260分
菖蒲平登山口→(40分)→松原ヨコテ→(10分)→1120m尾根ピーク→(20分)→丸屋ノ鳥屋→(45分)→

→ミズナラ巨木→(40分)→青ナギ→(15分)→糸瀬山山頂→往路下山→(90分)→下山口

今年(10/9)間違えた百間滝登山口から車で林道を10分ほど進んだところに糸瀬山登山口があった。その登山口
道標には標高840mとなっており、山頂まで約1000mの標高差を登らなければならないことになる。
7時45分、樹林帯の薄暗い登山道には靄が立ちこめさらに薄暗くさせ、不気味な気配を感じながら出発した。し
かしこの靄が数時間後の稜線で真っ青な空をプレゼントしてくれたのだから感謝しなければいけないだろう。国土
地理院の地図では尾根とおしに1090mピークを越える破線(登山道)になっているが実際は尾根の南側を登り1090m
ピーク東の稜線鞍部に辿っていた。イチョウ谷、胸突き八丁坂、丸屋ノ鳥屋を過ぎ、コース上もっとも過酷な「ま
むし坂」の急登が始まった。この坂だけでコースタイムの3分の1を労費してしまう急登が続く。まむし坂の急坂
を登りきると、緩やかな針葉樹林帯がしばらく続き、糸瀬山のベストスポット青ナギに辿り着いた。ここ数ヶ月は
伊那路から中央アルプスを眺めていたが、裏(西)側からの展望は今夏の南木曽岳以来となった。白銀に輝く中央ア
ルプスの峰々は神々しくさえ思えた。一旦、糸瀬山山頂まで行き、再び戻りここで行動食&休憩とした。
こんなメジャーな山なのに登りから下山まで誰一人と遭うことがなかった。下山口にあった登山記帳を見ると二日
前に単独登山者がいただけだ。木曽三山(御岳・木曽駒・糸瀬山&南木曽岳)の一つに数えられる名峰来春芽吹きの
頃に再度来ることを山に告げ、下山口をあとにした。
イラスト登山コースマップ
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