本日の状況:天候・晴れ 体力度☆☆ 難易度☆ | 糸瀬山・目次 | 山岳ガイドHOME |
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■所要時間:260分 |
菖蒲平登山口→(40分)→松原ヨコテ→(10分)→1120m尾根ピーク→(20分)→丸屋ノ鳥屋→(45分)→ →ミズナラ巨木→(40分)→青ナギ→(15分)→糸瀬山山頂→往路下山→(90分)→下山口 今年(10/9)間違えた百間滝登山口から車で林道を10分ほど進んだところに糸瀬山登山口があった。その登山口 道標には標高840mとなっており、山頂まで約1000mの標高差を登らなければならないことになる。 7時45分、樹林帯の薄暗い登山道には靄が立ちこめさらに薄暗くさせ、不気味な気配を感じながら出発した。し かしこの靄が数時間後の稜線で真っ青な空をプレゼントしてくれたのだから感謝しなければいけないだろう。国土 地理院の地図では尾根とおしに1090mピークを越える破線(登山道)になっているが実際は尾根の南側を登り1090m ピーク東の稜線鞍部に辿っていた。イチョウ谷、胸突き八丁坂、丸屋ノ鳥屋を過ぎ、コース上もっとも過酷な「ま むし坂」の急登が始まった。この坂だけでコースタイムの3分の1を労費してしまう急登が続く。まむし坂の急坂 を登りきると、緩やかな針葉樹林帯がしばらく続き、糸瀬山のベストスポット青ナギに辿り着いた。ここ数ヶ月は 伊那路から中央アルプスを眺めていたが、裏(西)側からの展望は今夏の南木曽岳以来となった。白銀に輝く中央ア ルプスの峰々は神々しくさえ思えた。一旦、糸瀬山山頂まで行き、再び戻りここで行動食&休憩とした。 こんなメジャーな山なのに登りから下山まで誰一人と遭うことがなかった。下山口にあった登山記帳を見ると二日 前に単独登山者がいただけだ。木曽三山(御岳・木曽駒・糸瀬山&南木曽岳)の一つに数えられる名峰来春芽吹きの 頃に再度来ることを山に告げ、下山口をあとにした。 |
イラスト登山コースマップ |