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稜線の樹林は雨氷が光っていた 岩沢〜カモシカ岩コース

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晩秋の太陽にキラキラ光っていた雨氷林
登山口〜山頂までのコースガイド写真
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1.寒々していた登山口 8:45
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2.尼巌山尾根分岐 9:10
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3.北アルプス展望地「高見岩」 9:30-9:35
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4.葉もすっかり落ちた潅木林の稜線
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5.奇妙山山頂に到着 10:00-10:15
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6.カモシカコース分岐まで戻る 10:40
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7.カモシカ展望地を右屈曲して
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8.巻き道しないで岩塊を下降
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9.露岩広地に出る(巻き道からも可)
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10.ほどなく岩沢コースに出会う 12:10
今日の風景スナップ
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高見岩から北アルプス展望(手前は尼巌山)
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カモシカ岩から奇妙山稜線を見上げる
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柿の実と奇妙山展望

■所要時間:190分(休憩時間は含みません)
岩沢登山口→(25分)→尼巌山分岐→(20分)→高見岩→(30分)→奇妙山山頂

奇妙山山頂→(25分)→カモシカコース分岐→(30分)→カモシカ岩→(60分)→岩沢下山口
イラスト登山コースマップ

この季節、熊が出没すると言うので終始、樹上や周囲に気を配りながら歩いたが、潅木林の葉もほとんど落ちきり

遠目も効くので出会いがしらの遭遇はまずないだろうと、けっこう気楽だった。晩秋の太陽は弱く、陽当たりを歩

いていても肌寒くいっこうに汗も掻かない。高見岩を過ぎ、二つ目の小ピーク(ピークと言うより丘のよう…)を越

した辺りの潅木林がキラキラ光っていた。霧氷のような華やかさはないが美しい雨氷の競演だ。寒い訳がこれを見

て納得した。雨氷林の中、ほどなく奇妙山に到着した。

15分ほど休憩し下山の途に…。今日の目的は2005年12月以来2度目のカモシカコース下見、分岐から岩沢

コースと分かれカモシカ岩に向った。ブッシュもない枝尾根は歩き易く20分ほどで尾根末端のカモシカ岩に到着

した。巨岩が帯状に立ち並ぶクライミングの適地となっている場所だが、右方に巻き道もあるので初心者も安心。

運良く(実際はそのつもりだったが…)ザックに20mロープとスワミベルト&エイト環を忍ばせてあったので巻き

道せず岩塊を下降した。ただ下降距離が15mほどありWロープが足りず、中間付近の岩棚で再度支点を取っての

下降となった。最近訪れた帰望峰上尾ノ岩のような脆さはなく硬くしっかりした岩面のおかげでスムーズに着地出

来た。しかし登りの1時間15分に対し下山は2時間ほどかけての岩沢下山口に辿り着いたが…。

※12月1日のクラブ山行はカモシカコースを利用せず岩沢コースをピストンの予定。

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