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何十匹もの小鳥に囲まれて右往左往の山歩き 北尾根〜南尾根周遊コース

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最初に出迎えてくれたのはキツツキのコゲラ
登山口〜山頂までのコースガイド写真
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1.玉依比売神社登山口を出発 9:50
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2.ここから急登が始まる 10:24
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3.主稜線出会い分岐 10:40-10:45
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4.雨宿り出来そうな岩窟
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皆神山が真正面に見える岩頭に出る。崖下は尼巌クライミングフェイス 10:55-11:00
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6.岩塊を縫いながら…
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7.この三角岩が現れると岩塊地も終る
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8.三ヶ所の堀切りを過ぎるとほどなく
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9.尼巌山山頂に辿り着く 11:20
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少し先にある展望地「信玄柏ノ岩」でコーヒータイム 11:23-11:45
復路は南尾根を下山
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岩沢コース百メートル先にある分岐を右折
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南斜面で明るい下山道
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高さ15m以上の一枚岩下を通過
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右手に往路の北尾根が見えると
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ほどなく岩地も終わり南尾根コースに合流する
出遭った野鳥
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ヤマガラ
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ハチクマ
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ヒガラ
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コガラ
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お別れと言うのに振り向きもせず松の実を食べていたメタボのヤマガラ…

■所要時間:往路70分/復路40分(休憩時間含まない)
玉依比売神社登山口→(25分)→三体石仏→(20分)→主稜線出会い→(25分)→尼巌山山頂

柏ノ岩・南尾根下山→(30分)→南尾根コース合流→(10分)→玉依比売神社下山口

往路70分、復路40分となっているが、実際は往路120分、復路80分ほど費やした。登山道に入ってほどな
くすると四方八方から小鳥の囀りが聞こえてくる。花も葉もないこの季節、野鳥との遭遇が楽しい。こんな状態だ
から気持ちも足も右往左往。稜線に出てやっと静まり、歩に集中した。このコースは実に四年ぶり、新しい道標が
ポイント毎に設置してあったり、急斜面にはロープも付けてある。難儀することなく山頂に辿り着いた。
山頂から岩沢コース方面少し先にある「信玄柏ノ岩」の前でコーヒータイム。柏ノ岩々頭から奇妙山岩沢登山口を見
ると車が数台止まっており、そのうち一人二人と下山者の姿が見えた。

大晦日前日、こんなにもゆとりある山歩きはここ数年なかったと言うより、大体二十五日までに最終山行をしてい
る。それだけに今年は充実した一年だったのかも知れない。

最近新設されたと思う、以前はなかった南尾根コースを下山した。急斜面トラバース地点にはロープも設置してあ
り、道もほど良く整備されていた。岩ゴロ地が終わり潅木林が始まると、とたんに小鳥の囀り。登りの時は彼等は
遠くでわたしを見ていたのだが、今は違う。わたしを取り囲んでいる。以前大町の山中で猿の集団に取り囲まれた
ことがあったが、今度は小鳥の集団だ。ヒッチコックの「鳥」を思い出した。
北尾根コース合流地点付近のヤブ地をふとを見ると熊の糞場があった。糞の中に消化されない柿の種も含まれてい
た。猿もそうだが熊やカモシカなど、山の先住人である小動物は糞場を決めている。登山者の通る主登山道ではせ
ず、獣道や林中で見ることが出来る。そこは彼等の生活の場だからである。
たまに登山道で一つ二つ転がっている糞を見るが、そのほとんどが犬の糞である。犬連れ登山者の大半はそれを持
ち帰ることはしない。ザックに糞を入れて歩くのは面倒なのかも知れない。しかし大きなことは言えない。わたし
自身、突然生理的現象が襲ったとき、用事を急に思い出し、人目のつかない木陰に行くことがある。
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