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ネズミサシ(ヒノキ科・ビャクシン属)和名:鼠刺し

地方によってムロとかネズミと呼ばれる。ムロとは古語で密生することを意味すると言われ、ネズミサシはその
葉の特徴から名付けられた。やせ地の指標植物と言われ、山陽地方のやせた悪い土地には特に多い。

青い実:薬山(長野市)

撮影日:2005.11.8

黒い実:富士嶽山(上田市)

撮影日:2005.11.19

黒く熟した果実は薬用となる

撮影地:薬山

撮影日:2005.11.8
ネズミサシの枝葉はネズミの
通路や俵のすき間に置いてネ
ズミの侵入を防ぐなどしてい
た昔の話。今では農家でさえ
やっていないと思うが。

撮影地:薬山

撮影日:2005.11.8

材は雨露に晒されても腐りに
くいため仏像を彫ったり飾り
物として利用価値がある。

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