ヤマブキ(バラ科・ヤマブキ属)和名:山吹 |
日本全国に分布する落葉低木で、株は年々周囲に広がり大きな株になり、ヤエヤマブキやシロヤマブキ、 キクザキヤマブキなどは庭木としても栽培されています。大田道潅が狩りに出たとき雨になり、ある民家 に立ち寄って雨具を依頼したときの古事は有名で「花咲きて実はならねども長き日に念(おも)ほゆるかも 山振の花」万葉集巻十。和名の山吹はこのヤマブリから転じたとも、またヤマブキの枝は山の微風にもよ く振り動くことからとも言われています。実はあまり見ることはありませんが、時たま実を結ぶことがあ ります。 |
Date:2004.4.20 Fild:独鈷山(上田市) 新しく伸びた側枝の先に一花づつ咲かせ、花弁は五枚。花の色を黄金(こがね)に見立て、小判など金貨の 色をヤマブキ色と言うこともあります。 |
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