クリ(ブナ科・クリ属)和名:栗 |
栽培されているニホングリの原種で柴栗(しばくり)とも呼ばれています。山野に普通に生えていますが、 実は古代人も食べ、奈良時代には栽培されたという記録もあるそうです。北海道から本州、四国、九州に 分布する落葉の高木で、二次林に生育します。葉は長楕円状披針形。クヌギやアベマキと著しく似ていま すが葉先がクヌギなどの鋭頭に比べさらに細い鋭尖頭です。樹肌は若木のときは青味をわずかに帯びた灰 色ですべすべしていますが大きくなってくると縦に割れ目が入り、コナラの樹皮に似た状態になります。 材はナラ類としては軽い方で乾燥にやや弱く、そのため湿った状態でも腐りにくいことから水がかかる場 所や土台などの腐りやすい場所に使用されてきました。 |
Date:2005.11.17 Fild:五里ヶ峰(坂城町) □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ |
Date:2005.3.8 Fild:飯綱高原(長野市) □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ |
樹木・索引 |