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ヒメヤシャブシ(カバノキ科・ハンノキ属)和名:姫夜叉五倍子

砂防用として昔から利用されてきた落葉低木です。ヤシャブシやオオヤシャブシとは全体的には似ていま
すが、冬芽や葉の大きさが「ヒメ」と言うように幾分小さいです。名前は果実が凸凹で夜叉(やしゃ)のよ
うで、五倍子(ふし)と同様タンニンを含むことからそう呼ばれています。葉は長卵形で側脈や葉脈数は20
〜26対あり、他のヤシャブシの12〜15対に比べ、かなり多いのが特徴。果序が垂れ下がっているのはヒメ
ヤシャブシだけで、他の同属のものは全て上向きに付きます。

Date:2006.2.22 Fild:高峯山(小諸市)
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Date:2005.10.1 Fild:鳥甲山(栄村)
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