山野草/目次
ツクバネソウ (ユリ科・多年草)和名:突羽根草
山地の林下に生え、頂に4枚の卵状披針形の葉が輪生している。葉の中心から
3〜10cmの花茎が立ち、頂に1個の花が上向きに付く。果実は球形の液果で
熟すと黒紫色になる。和名は葉の輪生する形が正月に遊ぶ羽根突き羽に似てい
ることによる。

Date:2003.8.7 Fild:戸隠高原(長野市)
目立たない花ベスト3に入れてもいいような緑色の小さな花は淋しい感じがす
る。しかし果実はクルマバツクバネソウと同様、他の花が咲き終わった秋に真
っ赤な実を付け誇らしげに見える。こんな花を大器晩成花と言うのかな?

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