スジグロチャバネセセリ(セセリチョウ科）漢名：○○
■大きさ:28～31mm ■飛翔時期:7月～8月 ■幼虫食餌:カモジグサ他
セセリチョウ科の中では小型の種で、翅色は表裏面とも明るい
赤橙色です。国内では北海道、本州、四国、九州に分布してい
ますが全体に個体数は減少傾向にあります。環境省カテゴリは
準絶滅危惧種になっていますが、比較的多く生息していると思
われた長野県では絶滅危惧Ⅱ類の蝶になってしまいました。
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■撮影日:2008.7.20 ■撮影地:黒姫山南山麓(長野市戸隠)
炎天下でウツボグサの吸蜜をしていました。どこにでもいそう
なセセリチョウですが、自然破壊はこのような小動物の世界に
も忍びつつあり、発生の確認が出来なくなった地域もあるよう
です。自然を破壊する私達人間に、大きな黒い瞳が訴えている
ように見えます。
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