サカハチチョウ(タテハチョウ科)漢名:逆八蝶
■大きさ:35〜40mm■飛翔時期:5月〜8月年二回■幼虫食餌:アカソ他
春と夏二回発生し、それぞれ同じ蝶とは思えないほど異なった
模様を持つことで知られています。5月から6月下旬まで見ら
れる春型はオレンジ色の幾何学模様が特徴で、7月上旬から8
月下旬まで見られる夏型は、黒地に黄白色の帯と八の字を逆さ
にした模様を見ることが出来ます。
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■撮影日:2008.7.24 ■撮影地:鹿島川畔(大町市)
7月下旬の盛夏、渓流沿いで涼しいからなのでしょうか、まだ
春型の模様に見えます。もともと鹿島源流は遅くまで残雪があ
る場所なので、この地に発生するサカハチチョウは水温の緩む
8月下旬まで春型の蝶を見ることが出来るかも知れませんね。
そう言えば、この日盛夏に咲くシナノナデシコの花で吸蜜して
いたスジグロシロチョウも春型でした。
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