2011年10月23日■天候・曇り 体力度☆ 難易度☆☆ 角間渓谷岩峰群・目次 山岳ガイドHOME

鬼ヶ城から南に続く岩稜 鬼の戸渡り

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標高の低い場所は、紅葉もこれから…
登山口〜鬼ノ戸渡りまでのコースガイド写真  角間温泉登山口7:40出発
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2.中間付近の艶っぽい立ち木 8:10
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3.鬼ヶ城に向かう岩塊
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4.鬼ヶ城岩頭下 8:30-8:35

鬼ヶ城のナイフリッジ通過 onMouse紅葉始まる角間渓谷を展望
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6.南岩稜の取り付き 9:15
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7.四つん這いで鬼ノ戸渡りを歩く
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8.鬼ノ踊場から霧隠U峰を展望 9:30-10:00
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9.踊り場で見た黄葉

■所要時間:往路100分/復路40分/全休憩を含む往復計190分

 もともと海底火山の隆起によって出来た山塊で、歩き難い岩ゴロのジグザグ急登が続きます。 その岩ゴロのほとんどが浮き石で、落石が一番危険です。むやみに歩くのではなく、落石を起こさないよう 確かめながら歩かなければなりません。一時間ほどで鬼ヶ城に辿り着きました。鬼ヶ城は高度感たっぷりだけの狭い岩稜で、 休憩するような広地はありません。長居は無用と分岐まで戻り、鬼ヶ城から南に延びる「鬼ノ戸渡り」取り付き地のキレットに向かいました。 キレット底部は一人立つのがやっとの狭い場所、左手の岩塊を登ります。高さは3メートル弱ですが、斜度60度くらいの脆い岩塊、 ビレーなしでは恐くて(危険で)登れません。足を滑らせば何百メートルの谷底、ホールドとステップを確認しながら、 とにかく慎重に登りきりました。
 登りきったところが「鬼ノ戸渡り」ナイフリッジの始点です。恰好なんか構っていられません。四点支持(四つん這い)で渡りきり、 無事最終目標地に辿りつきました。3人位ならアルペン踊りが踊れる広地「鬼の踊り場」です。紅葉シーズンの今なら、 鬼無里村から「鬼女もみじ」に来てもらい、もみじの舞いを見たいな…と考えながら、赤く染まる周囲の山並みを見ながら休憩しました。
イラスト登山コースマップ
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