虫倉山 大門コースマップ      虫倉山 HomePage→

大門コース
 緩やかな草原歩きの星糞峠コースと異なり、急勾配、岩塊、起伏の稜線歩きが楽しめる大門コースは、玄
人好みのコースとなっています。
 旧長門町水道施設脇からカラマツ林の広い尾根を赤マーキング頼りに直登し、北から延びてくる主尾根合
流地を目指します。主尾根JCからも樹林帯の急勾配が東虫倉山(東峰)ピークまで続きます。東虫倉山山頂
は樹林に囲まれ眺望はありませんが、自然石に"八海大頭羅神王"と彫られている2メートル強の石碑が祀っ
てあります。
 東虫倉山から稜線鞍部に標高差50メートルほど下り、緩やかに登り返すとカヤ地が現れ、ほどなく高圧
線鉄塔下に辿り着きます。ここから振り返ると、三角錐の東虫倉山が眼下間近に望め、その右後方に仏岩の
岩稜線も見えます。高圧線鉄塔からは樹林も疎らになり岩稜歩きが始まり、蓼科山や八ヶ岳、南アルプスを
見ながら歩きます。小ピークを越え、カヤ原を抜けると再び岩稜歩きとなり、ほどなく1584m標高点の
中峰ピークに辿り着きます。ピークには高さ3メートルほどの巨岩がどっしりと座り、その風貌は獅子頭に
も見えるところから、獅子岩と呼ぶことにしました。
 中峰から虫倉山主峰まではほとんど過酷な場所はなく、緩やかな草地の稜線を700メートルほど歩き、
標高がほぼ一緒の山頂部南端部に辿り着きます。虫倉嶽明神が祀られている山頂は北方100メートルほど
先にありますが、深い樹林に囲まれ展望はまったくありません。

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