往路■木曽峠登山口→(20分)→黒川コース分岐→(30分)→兀岳山頂
復路■兀岳山頂→(40分)→木曽峠下山口
国道256号で旧中仙道妻篭宿を過ぎ漆畑分岐辺りまでは往き合う車も多かったが、大平街道に入ったとたん静かな山
岳道路に変わった。木曽見茶屋を左に見ると登山口のある大平峠(木曽峠)は近い。駐車地はトイレ棟や案内板もありほど
よく整備されており先客の車が一台停まっていた。しかし私たちが着くと走り去ってしまい「登山客ではないようだね…」
と結局私たちだけになってしまった。
ガイドブックや他情報では山頂まで約90分、これならのんびり歩けそうだ。登山靴に履き替え8時30分に大平峠登
山口を出発した。最初の小ピークを登りきり鞍部に下った辺りからササが生い茂り藪漕ぎの登り返しが強いられた。しか
し然程の距離もなく藪漕ぎが終わり、ほどなく黒川コース分岐のある稜線に辿り着いた。小休止を摂らず先に向い、稜線
最低鞍部から急坂を登り切った平坦地で最初の休憩を摂った。
山頂までの登山道はほぼ直線なため思った以上に傾斜がきつかったがその分距離は短い。坂路の途中「山頂まで0.2km」
の道標が立っていたのを見た時「えッ、もうそんなに来たの…」と拍子抜けした。歩き出してから未だ一時間も経ってお
らず、9時20分兀岳山頂に辿り着いた。中央ア南端の摺古木山や南木曽岳、御岳などを眺めながら行動食休憩とした。
|