戸隠高原　2010.6.29/晴れ　所要時間･00分

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昨年咲いていたコケイラン、今年も同じ場所に咲いていた 戸隠牧場コース 牧場内のせせらぎ沿いをのんびり歩く コースガイド写真 1.牛止め柵から山中に入る 2.この辺りには生えていない筈 3.雨で増水の沢を渡る 4.大洞沢の古い看板を通過 目を皿のようにして探すのだが中々見つからない ササ藪の中に咲くところから｢ササエビネ｣の別名があるコケイラン、今年も無事だった コケイラン�T コケイラン�U 偶然近くにサイハイランも… 偶然が重なり、アオチドリも咲いていた

今年初めて野生蘭を見る目的で、去年高妻山山行で見つけた場所に向った。牧場入口の登山案内所で開花状況を尋 ねてみた。しかし係りの女性は「五地蔵山のキバナアツモリソウは知っているが、コケイランは知らない…」と言 う。無理もない、こんな目立たないマイナーな蘭だから知らなく当たり前だ。 去年見た場所近くまで来た。しかし中々見つからない。野性蘭は環境の変化や盗掘で絶滅の危機に晒されている。 本来なら戸隠の地名を伏せておくのがマナーだが…。帰路、再び登山案内所の前を通った時、係りの女性が「○○ さんは植物に詳しいから…」と、近くにいた○○さんを呼んでくれた。「これなら森林植物園で保護されて咲いて いる…」とのことだった。（中略） 野生蘭は他植物と違い、蘭球菌を持つ樹木がある場所でしか育たない。まして鉢植えでは１００％無理、盗掘業者 から買ったものでも二年目は芽が出ないことを知っておくべき。誰も買わなくなれば業者も盗掘しなくなるかも知 れない。栽培品種の洋蘭なら良いが…。

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