軽井沢高原・追分原 2010.8.14/ 所要時間・00分 軽井沢高原に戻る 長野県の高原&湿原HOME


偶然見つけたハクウンラン(白雲蘭) 追分原

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ハクウンラン、茎高10cmほどの小さな野生ラン

スナップ写真
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1.霧雨に濡れる草地の道
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2.−−−−−−−−
一年ぶりの再会、野生ラン3種
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今が見ごろ、薄紫色したミヤマモジズリ
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やっと咲き始めた可愛いミヤマウズラ
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携帯電話が鳴った時、群生して咲くハクウンラン(杉直蘭と呼ぶことに…)を見つけた
事情により仙丈岳から三俣コースの常念岳に変更、さらには早朝からの雨降りで常念岳も中止となったてしまい、
一ヶ月ぶりの杉直さんとの再会もなくなってしまった"おぎのや駐車場"。車には昨日購入したばかりの低山用登山
靴が積んである。常念岳でなくてもいいからどうしても履きたい。数分後、再び杉直さんに電話を入れたが留守番
モード、土壇場中止でさぞ怒り心頭なのだろうか?10分ほど待っていたが"無しの礫(つぶて)"
(中略)
霧雨も晴れない、気も晴れない追分原、蘭探しに集中するがなかなか目当ての花が見つからない。そんなとき、オ
コ女さんの携帯電話が鳴った。足を止めて話す「爆睡していて呼び出し音が聞こえなかった…」と杉直さんからだ
った。その時、足元近くの草むらに目をやると、小さな白い花が幾つかかたまって咲いているのを見た。近づいて
見ると憧れの花ハクウンランだった。「もし杉直さんからの電話がなかったら、きっと通り過ぎて見つからなかっ
ただろうね、これはきっと杉直さんが導いてくれたに違いない…」と、中止にしたお詫びと電話に感謝しながら、
何枚もシャッターを切った。

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