2006年12月2日(土) 天候・晴れ 人数・2名 コースレベル★★ 坊主岳・目次 山岳ガイドHOME

雪のササ藪漕ぎのあとには… 坊主岳
坊主岳
坊主岳山頂から仏谷1851mピークを展望
坊主岳のスナップ
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1.登山口出発 8:05
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2.ジャンクションPに到着、樹間に坊主岳が見える 8:55
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3.1500m地点の平坦地で小休止
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4.1700m辺りから再度急登の藪漕ぎ
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5.樹林を抜けると露岩地に出る

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6.ほどなく眺望抜群(の筈)山頂 11:12

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寒さのあまり経ヶ岳(奥)を見ながら早々に下山

■所要時間:往路160分/復路90分/全休憩を含む往復計320分
往路■イノコ沢登山口→(20分)→祠地点→(30分)→ジャンクションP→(40分)→中間点→(70分)→坊主岳山頂

復路■坊主岳山頂→(60分)→ジャンクションP→(30分)→イノコ沢下山口(駐車地)


 無雪期なら急登を我慢さえすれば何れ山頂に辿りつくだろう。ササ藪もあの白沢天狗山のササ藪漕ぎのことを思 えば気も楽だろう…と侮ったのが間違いの元だった。落ち葉に薄っすら積もった急傾斜の雪道はササ藪で見えない。 そのササの葉にも雪があるので払い落としながら進まなければならない。そのためペースは一向に上がらず、二つ 携行した秋用グローブも濡れだしてきた。それでも同行のT橋さんとトップを交代しながら山頂直下1900m地 点まで何とか辿り着くことが出来た。しかしこの辺りから外気温は急激に低くなり、ササ葉から飛び散った雪で濡 れていた上下アウターはバリバリに凍っていた。立ち木のない山頂は突風が吹きぬけ、10分と居られなかった。 しかしこんなにも過酷で悲惨だった山行にも拘らず、また登りたいと言う気持ちになるのは何故だろう。そんな気 持ちにさせる不思議で魅力ある山だった。
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