2014年1月7日(火)■天候・晴れ 体力度☆☆ 難易度☆ | 袴岳・目次 | 山岳ガイドHOME |
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四日ぶりに全県下晴れ渡った朝十時、信濃町の某社に年始挨拶に、その足で袴岳の登山口万坂峠に向かいました。しかし
万坂峠道沿いは雪壁となっており駐車するスペースがありません。さらに先の赤池登山口から歩くことにしました。
既に、と言ってももう10時45分、一台の車が止まっており、車主は袴岳と反対方向の沼ノ池湿原方面に向かったようです。 カンジキ装着後、いよいよ出発です。袴岳へは昨年夏、野生蘭探索に二度訪れましたが、積雪期は初めてです。どんな風景が待っているか 期待しながら、一メートルは越えている深雪の山中へと入って行きました。 想像はしていましたが、信越県境と言うことで、越後の山と同様とにかく深い雪です。ただ湿雪ではなくサラサラ雪のため、ラッセルも スムーズ、単独でも然程疲れません。(裏を返せば歩き方が上手いのかも知れませんが・・・ ^o^) また 何ヶ所か急斜面はありますが、比較的緩やかな樹林帯を歩くため、浮力の大きいスノーシューのほうが良いかと、 またピッケルより長めのストックのほうが良いですね。 注意点はどの雪山にも言えることですが、天気が急変することを常に頭に思い浮かべて歩くことと、たまに振り返り周りの風景も記憶して おかなければいけません。似たような樹林帯ですので、帰路トレースが消えていた場合、道に迷うことがあります。 GPSがあれば迷うことがないと思いますので、初心者だけでのスノーシューイングには携行したほうが安全です。 |
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