2014年4月8日(火) 天候・晴れ コースレベル☆☆☆ タイムレベル☆☆ | 小坊寺山・目次 | 山岳ガイドHOME |
|
■所要時間:往路100分/復路90分/全休憩を含む往復計225分 |
往路■石の湯登山口→(35分)→沢登り取り付き→(25分)→稜線コル分岐→(40分)→小坊寺山山頂 復路■小坊寺山山頂→(30分)→坊主岩→(40分)→稜線下降点→(20分)→石の湯下山口(駐車地) 積雪期&残雪期の坊寺山は今日で13度訪れましたが、単独での縦走は今回が初めてでした。 過去(9年前)一度、積雪期単独で登頂しましたが、その時は山頂ピストンです。坊主岩越えは 単独では絶対無理と思っていたからです。 ロープ、アイゼン他、残雪登攀装備で今回もまた気持ちが抑えてくれた時点で 引き返そうと左回りルートをまず稜線コル分岐に向かいます。しかし登山口から沢登り取り付き地点、さらに稜線コル分岐までは トレースどころか道標類は一切ありませんので初心者&未踏の場合は、単独登攀は控えるか、 またルートファインディングで沢登り取り付き地点まで辿れないようだったら止めるべきでしょう。 (残雪期の小坊寺山に限り、GPSや地形図をあんまりあてにしないほうが良いかも知れません) 間違えずに何とか稜線コル分岐に辿りつきました。 稜線コル分岐からほどなくすると、いよいよ最初の難関が現れます。斜度35度強の雪稜が100mほど延びていましたので、 ここを「鼻突き一丁坂」と呼ぶことにしました。(※胸突き八丁ではありません。八丁=約900m) 50mほど登った辺りで立ち止まりましたが、 とても振り返る気持ちになりません、大きく深呼吸(ため息かも知れませんが)をしただけです。 一年ぶりの山頂に無事登頂しました。 山頂は春の心地よい微風、装備&体調も順風、縦走実施です。 |
長野県山岳ガイド・ホーム |