2007.10.11■天候・晴れ 体力度☆☆ 難易度☆ | 雁田山・目次 | 山岳ガイドHOME |
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■所要時間:周回150分/全休憩を含む往復計200分 |
往路■浄光院駐車地→(8分)→岩松院登山口→(22分)→大城跡→(35分)→千僧坊→(5分)→雁田山最高点 復路■雁田山最高点→(35分)→東屋→(10分)→旧反射板ピーク→(25分)→辷山下山口→(10分)→浄光院駐車地 爽やかな秋は気持ちがよく高度を稼ぎながら石垣のある小城跡付近にきた時、北信地域では見たことが無かったツメレ ンゲの白い花に出遭った。眺望のない尾根道だったが火山露岩地と松の木が織り成す風景は日本庭園のようでそこにツメ レンゲが咲いていたのだから喜びは眺望以上のものだった。 小城から一登りで東屋のある大城(古城)跡に辿り着きここで最初の小休止を摂った。坂路を下り、しばらく続く緩やか な登山道も「つつじ台」道標を通過した辺りからロープ張りの急坂が始まった。この辺りにくると今までの爽やかさは無く なり汗が滲み出てきた。ペースをさらに落とし最後の急坂を登りきり稜線出会いにある「千僧坊」に辿り着き、さらに稜線 北端にある雁田山最高地点(三等三角点)まで足を伸ばした。 千僧坊に戻り稜線を南下中、登山道脇の低木に咲く赤い花、それは春に咲くはずのヤマツツジだった。別に珍しいこと ではなく、気温が低くなった秋の花芽がここ数日の暖かさで春になったと勘違いしたのだろう。ヤマツツジの気温センサ ーは意外と大雑把なのかも知れない。巨岩が立つ「姥岩」を通過するとほどなく「東屋」に辿り着いた。ここで初めて辷り 山から登ってきたという登山者に出会った。浄光院から歩き出してほぼ二時間、地元山関係者が西側の立ち木を伐採して くれたおかげで眺望が格段に良くなった東屋で小休止したあと稜線南端にある小ピーク反射板跡地に向いここで行動食タ イムとした。30分ほど休憩した後、辷り山に向い下山した。周遊コース約3時間の手軽な山だった。 |
イラスト登山コースマップ |