本日の状況:天候・晴れ 体力度☆☆ 難易度☆ | 東山・目次 | 山岳ガイドHOME |
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■所要時間:往路180分/復路170分(休憩時間含まない) |
観光センター駐車地→(40分)→奥裾花自然園→(75分)→中西山山頂→(50分)→1752m峰尾根分岐→(15分)→耳頂 耳頂・往路下山→(45分)→中西山山頂→(45分)→奥裾花自然園周遊→(80分)→観光センター駐車地 中西山に予定より一時間早く辿り着いたので、計画通りタイムリミットまで、未踏の東山方面に向った。中西山か ら東山に延びる稜線はヤブ漕ぎがあると聞いていたが、我々が辿った地点まではササ払いもされ意外と歩き易かっ た。きっと天狗鼻ピーク先がヤブ漕ぎになるのだろう。タイムリミット間近の10時40分、天狗鼻ピーク前の耳 頂に辿り着いた。残り30分ほどあるがここを最終目標地とした。耳頂東側のトラバースと天狗鼻の急傾斜直登は 今日の装備(個人的に細引き20m、カラビナ2枚、スリング1本)は安全に行ける自信がなかった理由もあったが。 展望の利く稜線平坦地まで戻り、行動食&休憩を摂った。 休憩もほどなくすると、中西山方面から若い(40代前半?)単独登山者が来た。歩き方や風貌を見たところベテラン を感じた。「この先はどうですか?」と聞かれ、「天狗鼻手前までは大丈夫だと思いますヨ」とだけ答えた。しばら くして「私の感だが、あの登山者は恐らく天狗鼻には行かず引き返すと思うヨ。かなり山を知っているベテランだか ら…」我々が引き返した耳頂に立つその登山者が見えた。耳頂から天狗鼻まであの登山者なら15分もかからない だろう、『戻って欲しい』と願った。数分後、彼は天狗鼻に向かわず戻ってくれた。ホッとした瞬間だ。 ピークを目前に引き返す決断、やはりベテラン登山家だった。 天狗鼻岩峰は東山山頂以上に展望に優れていると言う。装備をじゅうぶんにして次回(6月中旬から7月上旬)に訪 れたい。 |
イラスト登山コースマップ |