本日の状況:天候・晴れ 体力度☆ 難易度☆ | 葛山・目次 | 山岳ガイドHOME |
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■所要時間:往路40分/復路30分/全休憩を含む往復計90分 |
往路■七曲り登山口→(15分)→農道分岐→(25分)→葛山山頂 復路■葛山山頂→(15分)→農道分岐→(15分)→七曲り下山口 善光寺の裏山大峰山山腹にある雲上殿前から七曲りで戸隠高原に向った。この道は長野市街地から戸隠への最短 ルートのため自動車の往来が激しい。スノーシェードを抜けしばらく行くとバードライン分岐となり、葛山トレッ キングコースの案内板が立っていた。道路脇に数台の駐車スペースがあったのでここから歩きだした。登山道まで 平坦な農道歩きは、山村風景を見ながら適度なウォーミングアップになる。 一キロほどで左折葛尾山の道標地点に着いた。ここで農道と分け山中に入り、ほどなく行くと薄暗い杉林が現れ た。ちょうど杉林の半ばに来たとき、一本の杉の根元から数匹のスズメバチが私に向ってきて、頭上で飛び回って いる。先日の霧見岳でもスズメバチに遭遇したばかりで、この時期の天気の良い日は遭遇の確率が高い。まして私 自身小学生の頃一度スズメバチに刺されたことがあり、再度刺されるわけにはいかない。スズメバチに刺激を与え ないよう静かにその場から離れた。(下山時もここを通らなくてはと思うとちょっと憂鬱) 杉林を抜けると明るい潅木林が始まり、勾配が徐々に増してくるが野鳥の囀りも賑やかになってきた。色づき始 めた紅葉を見ながら歩を進めた。ほどなくすると曲郭跡と思われる平坦地が現れた。まだ歩き出して30分、疲労 は全くなかったが、ここで一本(煙草)摂った。もちろんスズメバチがいないかと周囲を見回したのは言うまでもな いが。一服後、再び潅木林の道を歩き出した。谷側樹間から時折白く雪化粧した北アルプス(鹿島槍他)が見える。 二の曲郭、三の曲郭(だと思う)を過ぎると前方に葛山山頂が現れ、左から回り込み広い草地の山頂に辿り着いた。 葛山城趾標柱と石祠が傍らに立っている。東屋でコーヒーを沸かし菓子パンを頬ばった。360度ではない部分 的(チラリズム的)眺望は味わいがあり、満足度も少し足りないくらいが夢は膨らむのである。 |
イラスト登山コースマップ |