本日の状況:天候・晴れ 体力度☆ 難易度☆ | 熊窪山・目次 | 山岳ガイドHOME |
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■所要時間:往路80分/復路60分 |
駐車地ゲート登山口→(40分)→55番標柱屈曲地→(25分)→稜線54番鉄塔→(15分)→熊窪山山頂 熊窪山山頂・往路下山→(30分)→55番標柱→(30分)→ゲート下山口 里山の中でも特にマイナーで、登山道もあまり整備されておらず、これと言った歴史的史跡や眺望が良いわけでも 無いのに再び訪れたのは、この山でしか見ることがなかった日本梨の原種「ヤマナシ」の実が見たかったからです。 山頂に辿り着き、まだ青々と葉が茂っていたヤマナシの樹を見ると枝には何一つなく樹の下にも落ちていません。 「まさか熊や猿が全部食べてしまったのかな…」とがっかりしながら樹の反対側に廻りこんだ時、そこには去年に も増して梨が鈴なり(トップ写真)に実っていました。ただこれだけを見たくて登った里山ですが、何故か高山や名 山と同様、満足感がありました。観光登山で稜線から眺望を楽しむのも、安全登山で岩壁を攀じ登るのも、いろい ろな登山スタイルがありますが、全てをやってきた今の私には、やはり未知との遭遇&自然との出遭いの登山が一 番あっているような気がしてなりません。 今回、ミスと言っていいのか解かりませんが、"ライター"を忘れてしまい、山頂でコーヒーを沸かして飲むことが 出来なかったことと、全行程タバコなしの山行になってしまいました。自動チャッカーのバーナーなら良かったの ですが、携行したのはアナログバーナー。しかしイライラしなかったのは私自身、まだ喫煙初心者だったのかも知 れません。下山後、駐車地に戻り吸った一服は山頂で齧ったヤマナシより美味しかったのは言うまでもありません |
イラスト登山コースマップ |