2009.11.1■天候・晴れ 体力度☆☆ 難易度☆ | 大姥山・目次 | 山岳ガイドHOME |
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■所要時間:往路100分/復路60分/全休憩を含む往復計190分 |
往路■上篭沢登山口→(40分)→六地蔵→(20分)→第一ベンチ→(25分)→三角点ピーク→(15分)→大姥山山頂 復路■大姥山山頂→(30分)→大姥神社本宮→(20分)→林道出会い→(10分)→上篭沢下山口 大姥神社登山口に入る林道入口に「崩落のため車通行不可」の標示板が掲げてあり、やむなく布川峠に向った。700 mほど車を走らせると右折「山姥ノ滝」方面の道標があった。さらに600mほど行くと再び分岐道標があり、直進は山 姥ノ滝、左折は大姥山と記されていた。道標脇の広地に車を止めここから大姥山を目指し歩き出した。 道標には山頂まで4kmとなっている。私の足で2時間もあれば辿り着く距離である。イノシシが掘り返したデコボコ 道は歩き難いが、勾配が緩やかなのが救いである。ほどなく廃寺が建つ布川峠への林道分岐地を通過すると赤や黄に染ま った樹林帯の登山道になった。前方に巨木が三本現れ、傍らに三夜塔など石仏や石碑が立ち並んでいた。分岐道標もあり 休憩適地になっている。 尾根筋南斜面の巻き道を行き、数回のジグザグ道を登り切ったところが布川峠コースの合流地点で、尾根出会いである。 ここから尾根筋を歩くが、結構な急勾配である。ベンチが見えてきた。薄い雲がかかりすっきりした稜線を見ることが出 来ないが、樹間から餓鬼岳を正面に左に燕岳、常念岳が連なっている。この辺りから美林に相応しいコナラの自然林が広 がっていた。もう長閑と言うほか言葉が見つからない。 二つ目のベンチを過ぎた辺りから尾根筋は痩せてくるが、谷間を埋め尽くしているコナラ林のため高度感を感じない。 ほどなく三角点ピーク(1006m)に辿り着いた。古城跡の平坦地にはコナラの高木が密集し、展望はほとんど得られない。 草群中央に三角点石柱だけがあった。 三角点峰から大姥山山頂までは遊歩道を15分ほどで辿り着く。電波塔数基と東屋が建っており、北アルプス方面の展 望は晴れていれば申し分ないことだろう。あいにく先のベンチで見た時と同様、薄っすら雲がかかっていた。それでも穏 やかな秋空の下、コーヒーを沸かし行動食を摂り、約20分休憩した。 |
イラスト登山コースマップ |