2009年8月1日-2日■天候・曇り&雨 体力度☆☆☆ 難易度☆☆ | 烏帽子岳・目次 | 山岳ガイドHOME |
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■所要時間:往路300分/復路250分/全休憩を含む往復計000分 |
往路■高瀬ダム車降地→(30分)→ブナ立尾根取り付き→(180分)→2208m三角点→(90分)→烏帽子小屋 復路■烏帽子小屋→(110分)→2208m三角点→(120分)→不動沢下山口→(20分)→乗車地 前日昼頃までは中止か実施かで、かなり悩んだクラブ恒例夏山登山教室だったが、条件付きで実施した。 高瀬ダム堰堤でタクシー下車、8時30分歩き出し、トンネルを抜けたところまで車で行った我々4名と合流し、 16名でブナ立て尾根に向った。ブナ立て尾根に取り付いたとき、雲の流れもそこそこ安定して持ち堪えそうだ。 10時50分予定より20分遅れで中間地点に辿り着いた。まだ天候も安定していたが、ほどなくしてガスの流れ る中に突入。ここで早めの雨具装着を心がけた。12時丁度に2208m三角点に辿り着き、ここで行動食を摂っ た。温かいコーヒーも飲め、体も快調。12時25分出発、標高2300m辺りからますますガスは濃くなり、霧 は小雨に変わった。90分後(14時丁度)、烏帽子小屋に到着。宿泊の手続きを済ませ、夕食までにはたっぷり時 間がある。宴会組はビール&焼酎でかなりヒートアップ。そしてこの悪天の空模様の中で見てしまった。雲海に浮 かぶ能登半島、落ちかけた夕陽が射すそれを目のあたりにした時、山行を中止にしないで良かったな…と思った。 翌日、夜半の雨が上がっていた。朝食を済ませ6時小屋を発ち、前烏帽子ピークに向った。20分そこそこで到着、 ここから烏帽子岳主峰までも20分ほどの距離なので行けない距離ではないが、前烏帽子ピークを最終地とした。 あの急勾配の尾根下山には4時間以上かかる。しかも雨降り後で滑り易い。万一のことを考えると少しでも時間に 余裕を持ちたい。結局何事も無く11時15分下山口の目標地に辿り着いた。山頂まで辿りたかった人も数人いた が、今回の山行でメドがついたことに依りいつでも行けることだろう。 |
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