往路■林道分岐駐車地→(25分)→大谷原→(30分)→尾根取り付き地→(60分)→主尾根出会い→(60分)→1555m地点
復路■1555m地点→(80分)→尾根末端→(30分)→駐車地
時期的(厳冬期)日帰り登攀は無理なのか…と、残雪期に再度登攀計画を立てる予定の一ノ沢ノ頭。以前、冬期鹿島槍登
攀するWGはこの東尾根ルートをメインコースとして利用したのだが、最近ではその姿がほとんど見られず、たまに物好
きな登山者が訪れるだけのコースになってしまった。
東尾根はジャンクションピーク近くまで樹林帯に覆われ、雪崩の心配もあまりない尾根ルート。出発時間を早めにし、
5人ほどのパーティだったら、日帰りで一ノ沢ノ頭登頂も可能かも知れないが、今回は3人パーティ、ラッセルローティ
ションが早く、疲労が取れないうちにラッセル順が廻ってくる。そのため時間だけは経過するが中々先に進むことが出来
ない。JP(1650m)手前の1555m地点で到着時間リミット。行動食を摂り、吹雪始めた爺ヶ岳方面の稜線を見ながら下山
の途についた。往復6時間のラッセル山行だったが、季節をずらせば登攀可能のメドがつき、一応満足山行となった。
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