青柳城山 清長寺|里坊稲荷コースマップ      青柳城山 HomePage→

里坊稲荷コース解説
廃材チップを敷き詰めた切通し岩の駐車地から、青柳宿の屋根越しに青柳城山が見える。ここから宿
場入口までは舗装された善光寺街道を150mほど下って行く。紺屋と書かれた屋号表札が吊るされ
ている前が青柳宿入口の分岐となる。青柳城山へは直進、さらに分岐石碑を左方に入り、前方の里坊
稲荷の鳥居を目指す。二十三個の稲荷鳥居を潜り終えると里坊稲荷神社社殿前に出る。
社殿前を右折すると間近に貯水池があり、貯水池脇を左折して小沢沿いで山中へ入る。藪で踏み跡が
一旦不明になるが、すぐに沢沿いの踏み跡が現れる。急勾配の潅木林の中、岩ゴロが散らばる源頭ら
しき地点で直登は止め左に屈曲、斜面をトラバースして尾根筋に出る。踏み跡はあやふやだが尾根筋
を外さないようにする。ヒカゲツツジが群生する岩塊地を過ぎ二又のコナラの木が立つ辺りまで辿る
と山頂まであと一息、山麓から見えた松の大木脇を登りきると、東西に細長い稜線西端にある山頂に
辿り着く。山座観望盤もあり、北アルプス方面の展望は素晴らしい。山頂から稜線を東方に向かうと
幾つかの旧跡見所があるので、東屋にザックをデポして周辺を散策してみるのも良いだろう。特にピ
ーク東側の「二の郭」から見る城址石垣は、当時を偲ぶにじゅうぶん過ぎるほど見事に積み込まれてい
る。冠木門を潜り、三の郭、四の郭、五の郭と東に続いている。
下山は冠木門まで戻り、道標脇を左折して清長寺方面に向う。九十九折れの道はメイン登山道のため
整備され歩き易い。左下を流れる沢の音が聞こえてくると、ほどなく下山口のある林道に出会う。林
道を右折して駐車地間近の青柳宿分岐まで辿る。

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