★★発声練習方法(例)★★


チアリーダーとしての重要な要素の一つに声があります。
たとえば、学校であれば演劇部や合唱部で腹式呼吸法での声だし練習を行っていることと思います。
そうであれば、演劇部や合唱部の部員に声だし出しの練習方法を教えてもらうのも良いでしょう。

何事も一番は直接、教えてもらうことです。
次に自分で調べて練習方法を確立することです。

さて、チアリーディング競技においては声の質も審査の対象です。
ただ怒鳴(どな)ればいいというものではありません。
それでよければ、校庭の端に立って大きな声で校歌を何度も歌えばいいとなってしまします。
しかし、これでは観客にアピールするような声にはなりません。

そこで、一例ですが、声出しの練習方法を記載しますので一読してみてください。

1 基 本

  1 決して、焦らないこと
  2 首、肩、胸、ヒザなどに余計な緊張がないこと
  3 お腹で声を支えていること
  4 声が前に出ていること
  5 声の方向をイメージすること

■特に最初の「焦らないこと」は重要です。決して急がないでください。  
■リラックスした状態がよい声の基本である。

  ○声の要素として大きさ高さ速さ音色5。                      ○これらの要素を意識し、調整することにより豊かな声が出せるようになるのである。

★ 舌のトレーニング

     舌先を左右に動かす.舌先を左右に回転する.舌を前後に押したり引いたりする

     * 鏡を使いましょう。

  ★ あごを固定して、舌の上下運動トレーニング

   舌先を上下に動かす 「た」・「ら」行を発声する
   舌の中央を上下に動かす「な」行を発声する
   舌の付け根、奥を上下に動かす「か」行を発声する

2 呼 吸 法 

     胸で息をする癖を改め、お腹で息をするイメージの腹式呼吸が効果的である。

★ 肺活量のトレーニング(ロングトーン法)(3回)

    「あーーーー」などひとつの声を長く出し続ける。震えない声で30秒以上を持続。 
    *30秒以下はロングトーンとは言わない

1.5 - 2リットルのペットボトルをくちびるでくわえ、息を吐ききる。その後息を吸い込んでペットボトルをぺちゃんこにつぶす。そしてまた息を吐きペットボトルを元の形に戻す。  
*この方法は時間があれば試しにやってみてください。

2008/10/02 作成
                                       
 参考:「演劇のための声とは」実務出版社
     「ヴォイストレーニングの基礎」音研究
     「初歩の合唱指導法」教育出版社