○体温と筋温を上げる
血液の流れが速くなって身体全体に酸素をたくさん運ぶ事が出来ます。
筋肉にもたくさん酸素を運ぶことが出来ます。
と、いうことは筋肉や内臓がちゃんと機能するようになるので、
柔軟性もでますし、筋力もつきます。
○筋肉と関節の怪我予防
筋肉の温度が上がるので筋肉内部の抵抗も小さくなって、
筋肉も関節もスムーズに動きやすくなります。
柔軟運動もすれば、関節の可動域も広がるので怪我をしにくくなります。
○筋肉と神経の刺激
筋肉と神経の連携をスムーズにします。
連携がスムーズになるということは、技術が向上するという事です。
○競技をするときの危険を少なくします。
ウォーミングアップで心拍数を少し上げておかないと、
急に運動してしまったら心臓や筋肉に負担が掛かってしまいます。
ウォーミングアップは大脳も刺激するので運動能力も最大限に発揮されます。
○不安解消
心理的効果として不安解消になります。
ウォーミングアップをしながら実際の競技のイメージを作ったり、
気分を盛り上げて心の準備をするという非常に大事な役割があります。
通常37度前後の筋温は運動をすると熱が発生して筋肉の温度が上昇します。
筋肉の温度が39度位になると体中の機能が高まっていくので
その筋温になるまでウォーミングアップをすることが望ましいです。
人・場所・季節によって変わってきますが、
暖かい時→10〜15分
寒い時→20〜30分
最低でもこれ位はするようにしましょう。
ここで注意しなくてはいけないのが、「運動中」です。
ウォーミングアップ終了後
15分以内で競技(本運動)を始めるのが理想です。
そして45分位経つと効果は無くなってしまいます。
ですから練習中は常に身体を動かし続けるようにしましょう。
例
昼休憩をはさんだ場合、45分以上経過する事がありますので、
ある程度しっかりやりなおして下さい。
ちなみに食後30分位で胃の中で消化がはじまるので。
しっかり食事をした後は30分位で練習を再開せずに十分に食休みをしましょう。
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