モーション

ここではボディーポジション、いわゆるチア・サイドラインでの
モーションの「手」「腕」「脚」の基本形を紹介します。

人や土地によって多少呼び方が変わる場合がありますので、
名前を覚える方はそれを踏まえて覚えて下さい。

ここでは基本的にそれぞれの形の名前を英語で表示します。
柔道の用語が国際的な場所でも日本語であるのと同じく、
チアリーディングの特色を考え、英語にしました。
その為、英語に併記してあるカタカナに多少無理が出てくる場合もありますので
違和感等は何卒ご容赦下さい。


The fist (フィスト)
基本の握り

いわゆる握りこぶしです。親指は外に出しましょう。
手首に余計な角度がつかないように気をつけましょう。
この握り方ひとつで、アームモーションが楽になったりする場合がありますので、
「かっこいい」握りをしましょう。
The dagger (ダガー)
基本の握り その1

親指が向き合い、指関節(パンチするところ)が上を向いた形です。
全体的にはアームモーションの「ダガーズ」になっていますが、
ここではこぶしの形の説明をしています。
The candlestick (キャンドルスティック)
基本の握り その2

親指が向き合い、指関節(パンチをするところ)が外向きになっています。
ロウソクを持つ形を模しています。
The backet (バケッツ)
基本の握り その3

親指が向き合わず、指関節(パンチをするところ)が外側を向いた形。
動きの中で手首の角度が変わらないように角度を固定しておきましょう。
The Blade (ブレード)
全指を伸ばし指同士を揃えて「刀の刃」のような形です。
一生懸命になるあまり、指が反り返ってしまわないようにしましょう。
The clap (クラップ)
ブレードの形で手を叩きます。
The clasp (クラスプ)
一人で握手をするような形で手を叩きます。

これで手を叩く時は、そのチアやチャントによって音の大小を調節します。
必要な時に音が大きく出ずに形にとらわれすぎている場合があります。
大きな音を出すときは、しなやかに行いましょう。
Arms straight down at sides (アームス ストレートダウン アット サイド)
ここからはアームポジション・・・腕の形です。

シンプルに腕をまっすぐに下ろした形です。
ここでは握りこぶしですが、ブレードの場合もあります。
 Fists (hands) on hips (フィスト オン ヒップス もしくは ハンズ オン ヒップス)
手を腰にもってきた形です。
High-V (ハイブイ)
勝利の意味の「Victory」の「V」の形を模しています。
Low-V (ローブイ)
下向きの「V」の形です。
両腕の開く角度が狭いととLow-touch downと区別がつかなくなるので気をつけましょう。
Right low angle [1/2 low-V] (ライトローアングルもしくは1/2ローブイ)
反対に左腕が下がっていればLeft low angleになります。
T-position or T-motion (ティーポジションもしくはティーモーション)
アルファベットの「T」の形です。
Broken-T or Baby-T (ブロークン ティーもしくはベイビー ティー)
T POSITIONからそのまま肘を曲げた形です。
Touch down (タッチダウン)
アメリカンフットボールの審判がタッチダウンやフィールドゴールで
得点が入った時のジェスチャーを模しています。
(ちなみに実際の審判の手の形はブレードです。)
Low touch down (ロータッチダウン)
下向きのタッチダウンです。
Right full diagonal (ライトフルダイアゴ[グ]ナル)
Diagonalとは対角線という意味なので、
これで左手が上ならLeft full diagonalになります。
一般的に日本ではただの「ダイアグナル」と呼ばれています。
Forward punch (フォワードパンチ)
握りこぶしがキャンドルスティックではなくバケットになっています。
Right-L (ライトエル)
いわゆるLモーション・Lポジションとよばれている形で、
本人の右側が開いているなのでRight L・・つまり右のになります。
反対に右腕が挙がって左腕が横に伸ばされていれば、Left L(レフトエル)
ということになります。
K-position or K-motion (ケーポジションもしくは ケーモーション)
腕がアルファベットのを模しています。
Bow and arrow (ボーアンドアロー)
「弓と矢」という意味で弓矢を引いて構える形を模しています。
T-positionで片手をbroken-Tにした形です。
Muscle man (マッスルマン)
Table top (テーブルトップ)
Elbows on the table (エルボーオンザテーブル)
テーブルに肘をついたような形です。
ダガ−スと言われていますが、ダガ−は拳の形の名称なので、
腕の形を指す場合はこの呼び方をする場合があります。
Indian (インディアン)
言われてみればインディアン・・・っぽい???
Broken high-V
Check mark (チェックマーク)
何か紙にチェックを付ける時のチェックマークを模しています。
Feet together (フィートトゥギャザー)
ここからは立ち姿勢の足のポジションです。

両足を揃えた形です。
日本語で言えば「気をつけ」といったところでしょうか。
Feet apart (フィートアパート)
両足を開いた形です。
Knees bent (ニーベント)
写真のように両膝が曲げられた形です。
腕や上半身がこの形ではなくても膝が曲がった状態を指します。
Sit (シット)
スタンディングポジションのコンビネーションです。
膝を曲げたランジで重心をずらして座ったような形にします。
Standing right lunge (スタンディングライトランジ)
Lunge・・・いわゆるランジです。
ここでは右膝を曲げているのでライトランジです。
反対に左膝を曲げていればレフトランジになります。
曲げていない方の足は伸ばします。
Standing forward lunge (スタンディングフォワードランジ)
写真のように足を前に踏み出したランジです。
Standing back step lunge (スタンディングバックステップランジ)
これは上のフォワードランジとは逆に
伸ばす方の足を後ろに踏み出したランジです。
One-knee kneel (ワンニーニール)
ここからはKneelingという膝をついたポジションです。

片膝をつき、もう一方の足を伸ばした形です。
Two-knee kneel (トゥーニーニール)
両膝をついた形です。
Left kneel (レフトニール)
左膝をついて、右足は膝を曲げて立てます。
右足は身体の横に出し、つま先は外側に向けます。

ライトニールの場合はまったく反対の形になります。
Forward kneel (フォワードニール)
片膝をつき、もう片方の足は前に出して立てます。



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